2013年4月2日火曜日

就職活動各論:内定を取る「志望動機の心構え」

就職活動において、志望動機を考えることは必要不可欠です。

決して大げさではなく、基本的に面接では「志望動機」を尋ねられ、面接を通過できるか、内定をとれるか、まで関わってきます。

そこで、本日は、このブログを見てくれている方に内定を取るための「志望動機の考え方」について書いていきたいと思います。

この考え方を試して頂ければ、少なくとも業界を横断して内定を取ることができます。

筆者は出したESは25社全て通過、全社2次面説まで進み、内定も10社頂きました。つまり、会社の向き不向きなんて関係なく、内定を取る準備をしっかりすれば、内定を取れる人間は取れるということです。ぜひ、御覧頂いて、参考にしてもらえればと思います。




内定の取れる志望動機とは:「能力の源泉を伝える!」


結論を先取りすると、企業にとって志望動機はそこまで重要ではありません。というのも、未来のこと(志望動機)なんて、捏造したければ捏造できるからです。


志望動機として重要なことは、
「この学生がどんな状況で力を発揮できるのか」
「この学生はどんな状況でモチベーションが高まるのか」
で、この2つを上手く伝えていくことが志望動機になります。


簡単にいえば、志望動機はその学生がその企業で働きたい理由です。
働きたいという想いは、「その企業に自分のやりたいことがあり、やりたいことをするとモチベーションが上がる、モチベーションも上がれば一番力を発揮できる」という風に繋がっていくはずです。

忘れないでください、企業は戦力を求めています。
企業のファンを求めているわけではないのです。実際に企業に能力のある人を入れ、力を発揮させ、生み出される利益を求めているのです。

ゆえに、志望動機を聞かなくても、「どういう軸で就活をしてるのか」「どういうことをやりたいのか」「一番うれしい瞬間はどういうときか」などを聞き、「モチベーションの源泉」を尋ねて自分の所と合致しているのかを調べられれば十分なのです。


志望動機がいらないのは捏造だからです


志望動機は意味が無いという理由は、面接官がただ単純に「志望動機は?」と学生に聞いても、学生は「作った志望動機」を話すだけで、生産的ではないからです。


自分の身を振り返ってみていかがですか。無理やりひねり出したWEBの先輩たちの受け売りを並べるだけで不毛じゃありませんか。もしくはOBの受け売りなことはありませんか。


企業もそのことに薄々気づいてきています。ESに志望動機を書かせる企業も少なくなりましたし、今年は大手総合商社の住友商事ではES自体課しませんでした。理由はOBに書かせたESを持ってくるだけで意味がないためだそうです。


ともかく、志望動機をエントリーシートや面接で質問するよりは、その学生が一番力を発揮できる環境、場面をしっかり把握して、そのような環境、場面がその企業にあるかどうかを判断した方がよほど生産的です。 企業はいまそのように考えて質問を練っています。


つまり、「自分はどんな状況で力を発揮できるのか、どんな状況で一番モチベーションを上げるのか、どんな状況で一番エネルギーを注げるのか」が重要です。


その「モチベーションの源泉を見つけ、それを軸に、そういった環境がある企業を志望する」のが内定を得るための志望動機として必要不可欠なことです。


面接に一貫性を持つこと、再現性を訴えることが大切


また志望動機は、業種を軸に作るものではありません。一見、バラバラな業種の企業を受けているようでも、上の軸を基準にしていることを説明すれば、面接官も納得します。



例えば、自分の企業を選ぶ上での軸が「個人に裁量が大きい仕事ができるか(商社志望に多い)」だとしたら、どんな職種でもそういう企業はあるはずです。また「モノがなくて個人の力を武器に戦う仕事(金融志望に多い)」だとしてもそういう仕事ができる業界は色々とあります。


たとえば、小売業の正社員登用なら一国一城の主ですし、IT営業やSEだって個人の力で戦っています。視点を変えてみると、色々な企業があることに気付きます。


そういった 「個人に裁量が大きい仕事ができる」「個人の力を武器に戦う」環境が、本当に、自分にとって一番モチベーションが上がり、一番エネルギーを注げるのであれば、そういう環境のある企業に入れれば別に入社後も楽しんで仕事ができますし、力を出せますしね。


就職活動における必須質問「大学生活で力を入れてきたことはなんですか」についても、心からモチベーションが上がることなら、そんな環境のもとで何かに精力的に取り組んできているはずです。面接の内容と志望動機の一貫性はここで保たれるのです。


横道にそれますが、よく、「志望動機が書けない!」と就活生から相談されることがあります。志望動機が書けないのも当たり前です。志望してないんですから。しかし、上のように自分の志向を把握して何に惹かれるかを考えれば、何も企業ごとに志望動機をコロコロ変える必要なんてありません。


自分の企業を選ぶ基準を軸に、その企業が当てはまる部分をクローズアップさせて志望動機を書いてください。これまでの様に、無理やり志望動機を作るよりも、上の方法で書いていけば、本当にその企業を志望しているので、面接でも説得力ある受け答えができます。企業ブランドや安定性なんて忘れましょう。


自分が力を発揮できない所の面接を無理に受けることは、面接に通らないばかりか、万が一入社できても入社後に不幸がやってきます。そのうち窓際族です。

志望動機を聞かれる場合の注意:


ただ、企業が志望動機を聞く場合、学生の志望度を本人の口で語らせることで図るという意図が多いようです。 最終面接に近くなると多いです。その時には、「なぜこの業界なのか(他の業種じゃできないことなのか?」「なぜその企業なのか(他の企業ではダメなのか)」を論理的に説明する必要があります。 この部分に関しては、前回の記事を参考にしてみてください。



さいごに


企業ごとに志望動機を作らなくてもいい、と言いましたが、それは受ける企業のことを知らなくていいということではありません。


その企業が自分の軸と合っているのか、そういった環境があるのか、そういったことはしつこいくらいに調べなくてはなりません。

自分の軸に合った企業、そういった企業に就職できれば本当に幸せです。


上記を意識して企業選びをして、こういう理由から自分の軸に合うという風に志望動機を伝えていって下さい。

+++++++++++++++++++++++
参考に、人事向けの本と就活生向けの本を紹介します。

●「Q. 志望動機を聞かない面接ってどんなの…?」
下記は、人事向けの導入本で、「コンピテンシー面接」という近年流行りの面接手法を紹介しています。どのように、運用するのか、どう学生を判断するのか、について書いてあるので、一読しておくと面接官の視点について学べます。


(※出会い:日本生命の人事懇談会で人事の方から紹介を受けました)

購入前にネットでどんなものか確認したい肩はこちら↓へ
参考URL:採用官向けサイト「面トレ:コンピテンシー面接の紹介」
参考URL:All About「熱い学生が就職採用される理由:コンピテンシーとは」


●「Q.実際に企業の環境ってどう判断するの?」
自分と会社を5つの観点から簡単に比較できるアイデアがあります。
自分に「合う」「合わない」を考えるのに非常に役立ちます。


(※リクルートのインターンの際に講演を聞き非常に参考になった)

購入前にネットでどんなものか確認したい肩はこちら↓へ
参考URL:プレジデント「2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本」連載記事
参考URL:読書録:2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本

2013年3月1日金曜日

就職活動各論: 内定を取る「志望動機の書き方」

そろそろエントリシートの締め切りも近づいてきた頃でしょうか。
多くの後輩が「志望動機」を書くことで苦しみ始めていました。

自分は典型的な大手病患者だったので超大手企業の就職活動しかわかりません。ただ出したエントリシートは25社全て通過、全社2次面説まで進み、内定も10社頂きました。本記事では自分の経験を元に簡単にかける「大手企業の内定に繋がる志望動機の作り方・書き方」について書こうと思います。あくまでも志望動機に焦点をあてるので、それ以外のESの部分が平均的な水準にあることを前提にしています。

※記事末尾に「数十分で内定のとれる志望動機を書ける裏ワザ」として、記事全体をまとめるので時間がない人はそこだけ読んでみてください。


志望動機を書く前の心構えについて別の記事を書きました。
参考:就職活動各論:内定を取る「志望動機の心構え」





志望動機に関しては,神保町や三田の喫茶店で聞く学生同士のアドバイスも、就活本に記載されているノウハウも実用に耐えられないレベルでどれも酷いものです。はっきり言えば、そのアドバイスに従ってエントリシートが通ったとしても、面接で落とされて内定に繋がることはありません。そもそもサラリーマン面接官の心情を理解していません。



志望動機は「その企業を志望する理由」を反論のない形で出して、「相性ばっちりでやめないし、伸びるから自分を採れ」と期待値をあげながら訴えるだけでいいのです。サラリーマン面接官にも上司がいます。彼らが自分の責任を回避し、成果をあげられるようなフリをしてあげればいいだけなのです。(※面接システム論は後日の記事に回します)



大まかに既存の志望動機のノウハウは下記の2つに分けられます。

1.会社ドクトリン(資料や見聞をもとに「業界・会社・社風」について書く)
2.自分ドクトリン(自分で思ったままの「理由、仕事、思い」について書く)


どちらのドクトリンが正しいかという議論は間違っています。結論を先取りすれば、両方の内容を書くべきなのです。それぞれだめな理由を説明したいと思います。


1.失敗例:会社ドクトリン


多くの学生がする下記3つの間違いについて、どうやったら失敗するかを説明していきたいと思います。
1a.業界について書く
1b.会社の事業や社風について書く
1c.会社説明会で見聞きしたことを書く
7~8割の学生が1aだと言われています。少し頑張った人が1b。先輩のアドバイスに洗脳されて1cに僅かな人が辿り着きます。しかしどれも足りません。これらの間違いの結果、面接では下記のような悲しいことになります。



学生「業界がー」
面接「(競合他社じゃだめなの…?)」←本当に多いです

学生「事業や社風がー」
面接「(その事業以外だったら辞めるんじゃないか…?)」
面接「(社風ってなんだよ…)」

学生「説明会でー」
面接「(説明会なんてセールストークしかねぇよ…)」



本質的な問題は「会社ドクトリンについて書いても、他の学生と差別化できないこと」です。しかも内容がものすごく薄い。本当に心の中で昔から思っていたとしてもさっき考えた人との深さを面接官に論理的に伝えることは困難です。社風については具体的に共感した部分を述べれば、個人の受け取り方の違いで、まだ差別化できるのが救いですが。


事例を元にさらに説明しましょう。ネットで拾った花王のESを元に、何がいけないかを説明します。なお花王を選んだのは、「B to Cのビジネスで、強いブランドを持ち、CMも多く有名であるため、志望する学生が多く志望動機の差別化が必要不可欠なため」です。他意はありません。ええ、1次面接で左右の人が「化粧品が好きで、御社のアジエンスが好きだから志望しました☆ミ」なんて言ってるのを聞いて呆れてキレかけたからではありません。
私は『人々の役に立つ』仕事をしたいと考えております。■御社は化学メーカーであり、代表商品である洗剤やトイレタリー用品、化粧品、食品を製造しているということで、幅広いラインナップを持っており、消費者の方に様々な形で生活に役に立つ商品を提供出来ている会社であるということで志望いたしました。■また、御社の魅力として『ブランド力』が高いということです。ブランド力があるということはそれだけ企業としての社会的信用も高いということで、営業から研究まであらゆる分野で高い倫理意識が要請され、ひいては信用力の高い商品が生まれ、回りまわって消費者に役に立つことができると思いました。
要点ピックアップ→面接官の思考:
「人の役に立つ」→立たない仕事ってあるの?
「消費者に様々な商品を提供する」→だからなぜそういうのがいいの?
「社会的信用も高いから倫理意識が必要」→意味不明

誰が書いても同じESな上に、このESを書いた学生が志望する理由も論理性が皆無です。実際に就活を昨年までしていた身として理解できる部分もありますが、この類のESには説得力というものがまるでありません。人の役に立たない仕事なんてありませんし、様々な商品を提供する会社になぜ勤めたいかもわかりませんし、後半は意味不明です。何よりも「なぜあなたが志望するか」の視点が欠け落ちています。面接官があなたを選ばなければいけない理由(メリット)がありません。



2.失敗例:自分ドクトリン


多くの学生がする下記3つの間違いについて、どうやったら失敗するかを説明していきたいと思います。「ここで働いてみたい!」って憧れが先行するからでしょうか。特に自分ドクトリンは、B to Cを中心とした人気業種だとこの辺りの理由がよく散見されます。
1a.自分の感情的な理由について書く
1b.自分の仕事観について書く
1c.自分の思いについて書く
多くの学生が仕事観や仕事を通じて成長と書くことが多いですが、即、やめることをおすすめします。なぜなら、成長したいのは貴方の事情で、会社の事情ではないからです。これらの間違いの結果、面接では下記のような悲しいことになります。


学生「昔から夢で~」
面接「(うわぁ、また来た…。夢の事業いかなかったらやめるのかな)」

学生「私は仕事を通じて成長を~」
面接 「(貴方の仕事観を聞いても一銭にもなりません…)」

学生「私は笑顔が好きです」
面接 「(貴方の感情を知っても一銭にもなりません…)」


本質的な問題は「自分ドクトリンについて書いても、なぜこの会社でなければいけないのかを説明できないこと」です。言い換えれば、オナニー志望動機になりやすいのです。そんなの知らないよ、余所の会社行けよ、と思われたら挽回はできません。また自分のことを書くことに集中するとただの「企業のファン」になりかねません。企業が欲しているのは会社にメリットをもたらすビジネスパーソンです。


事例を元にさらに説明しましょう。ネットで拾った花王のESを元に、何がいけないかを説明します。なお、花王を選んだ理由は先ほどと同じです。

花王を志望する理由人に笑顔を与えている会社であるからです。貴社の製品には、使うだけで笑みがこぼれるという、魔法がかかっています。私も人に笑顔を与える仕事に憧れを持っており、そんな仕事がしたいと思っています。 Mr.Childrenさんの「彩り」という歌がありますが、わたしにとって仕事とはそういうものだと思っています。「僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく」という歌詞が私の仕事に対するやる気を生むのです。自分のする、なんてことない作業が誰かの幸せを作っていると思います。 なんらかの仕事をし「きっと誰かの笑顔を作っている」というプライドを持つ事で、自分を成長させると考えているので、私は貴社を志望し、たくさんの人の笑顔を作る製品を提供していきたいと考えているのです。
要点ピックアップ→面接官の思考
・「笑顔を与えている会社・製品」
→「(人に笑顔…?製品のどんな所が…?トイレタリー商品だぞ…?」
・「Mr.Children的な仕事観」→「(何を言ってるのかわからない)」
・「笑顔をが自分の成長」
→「(なぜ会社が貴方の成長を助けてあげないといけないのか)」
・「たくさんの人の笑顔を作る製品を提供していきたい」
→「(具体的に何かもわからないしメリットが皆無…)」

今回は誰が書いても同じESではありません。独創性のあるESに仕上がっています。ただ、考えてみてみてください。企業にとって 、この人を雇うメリットってあるのでしょうか。この類のESには説得力というものがまるでありません。自分の世界に浸り切り、読み手のことを意識していません。相手は何千の中から人を選んでいるのです。志望動機として自分のことを打ち明ける場だとしても、「企業にとって、あなたを採用しなければいけない理由」を書かなければいけないのです。面接官があなたを選ばなければいけない理由(メリット)がありません。



解決策:志望動機として伝えなければならないこと


これらのような間違いを避けるにはどうしたらいいのでしょうか。
解決策は「会社に貢献できること」を論理的に訴えることです。「ロジカル面接術」という本はこの点に踏み込んで下記のようにまとめています。

志望動機とは、「会社に貢献できること=能力×相性」。

ただこの本も、志望動機を「会社に貢献できること=能力×相性」とまで述べている点はいいのですが、著者が外資系出身ということもあり、日系の新卒採用の実情にはやや足りていないように思います。日系企業の新卒採用では、雇って育てるという社内教育が強いため、相手にとっての期待値(伸び白)をあげるといいでしょう。


■志望動機を簡単に書く方法
 1. 「その」業界を志望する理由
 2. 「その」企業に惹かれた理由
・ その企業自体のどこに惹かれたか(ハード面:事業や製品思想など)
・ その企業の中のどこに惹かれたか(ソフト面:社風や人の思いなど)
 3.自分の強みが生かせる理由 
・ 自分の心にその企業がなぜ響いているか(感情的情熱面)
・ 経験をもとに強みでいかに貢献できるか(論理的利益面)
4. 自分の情熱と本気おまけ
・ 入社後を想起させる抱負 
・ 単独第一希望であること

これの志望動機をもとに、花王のES例を書いてみたいと思います。
生活に密着し支えるトイレタリー業界に興味をもった。中でも貴社の、1)ヘルシアなどの新商品開発やアジア市場に積極挑戦する会社の姿、2)辛くても試行錯誤を楽しむ社員の働き方、に共感した。とりわけ社訓や創業者の言葉が、現状に甘んじず常に成長を目指し努力してきた自分の心に響き、ぜひここで世界を相手に尽力したいと考えた。自分は8歳からサッカーをし、優勝という目標のもと、競合校の試合を実際に見て情報を集め、勝つ手段を分析することを楽しんできた。そこで貴社の流通開発の社員として、自分の「足で情報を集め、試行錯誤する」強みを活かして貢献していきたい。単独第一希望として志望します。入社の折は努力を惜しみません。
要点としては、こういうことを考えてもらおうと意図しています。
・業界を絞っており、この業界への志望度が高そう→面接時の他社選考状況で、志望度が薄いと取られて弾かれない
・この会社である理由が明確→製品面でも○、会社 のマクロ視点、社員のミクロ視点でも○
・自分の話があり、オリジナルES→この人がなぜ志望しているかが明確。相性が良さそう。
・強みを活かして貢献する→たしかに入れておけば利益に繋がるかもしれない。面接で詳細チェック。
・単独第一希望→ここまで書くなら他社に流れないな…

これまでの間違いESと比較してみてください。「業界の中でもその会社を選んだ理由」を明確にし、「自分の経験や強みを交えながら貢献できる」ことを示している分、採用した場合の貢献が想像しやすいのではないでしょうか。そして似たようなESで私は実際に内定を貰いました。※このESもまだまだ改善の余地はありますが…


また最終面接を多く経験するとわかるのですが、前半で気にする「ES通過」はあたりまえで、後半では「内定を出しても断られないなと思わせること」が勝負の肝になります。志望度が低いとみなされれば、どんなに優れた人間でも落とされるのがサラリーマン面接官が運営する日本の就活システムです。そのため、「業界を絞っていることを明記」「単独第一希望を明記」という部分も差別化要因になるのです。


さいごに、会社の負の部分に敢えて触れるのも効果があります。たとえばきつい仕事が多い企業の志望動機なら「辛い仕事に立ち向かい達成感を求める社員の姿に惹かれた。自分も今まで~」など。会社は負の部分を隠してPRしているため、ちゃんと調べた熱心さときつくてもなお志望する熱心さで非常にウケがよくなります。向こうも3年以内に辞められたら困るため、実情を知ってなお志望する人を評価しているのです。


まとめ+裏ワザ

■志望動機を簡単に書く方法
 1. 「その」業界を志望する理由
 2. 「その」企業に惹かれた理由
・ その企業自体のどこに惹かれたか(ハード面:事業や製品思想など)
・ その企業の中のどこに惹かれたか(ソフト面:社風や人の思いなど)
 3.自分の強みが生かせる理由 
・ 自分の心にその企業がなぜ響いているか(感情的情熱面)
・ 経験をもとに強みでいかに貢献できるか(論理的利益面)
4. 自分の情熱と本気おまけ
・ 入社後を想起させる抱負 
・ 単独第一希望であること

■裏ワザ
○1、2(ハード面)は、「みんなの就活日記の先輩内定者の志望動機を読み、一番多い考え方を要約」すれば一瞬でできます。こんな所は差別化の対象ではありません。差別化は3の自分の話で十分です。(※みんなの就活日記: http://www.nikki.ne.jp/ )

○2(ソフト面)は、OB訪問がベストですが、時間がない時は「転職口コミサイトのコメントから流用」することもできます。口コミサイトは負の感情が渦巻いているので敢えて負に触れる際に便利です(※転職会議:http://jobtalk.jp/ ※キャリコネ: http://careerconnection.jp/

○4は定型文で。「単独第一希望として志望します。入社の折は努力を惜しみません。」

何か意見があればコメント頂けると嬉しいです。

※本記事は、あくまで、自分の就職活動の知見をもとにしたものであり、実際に内定を保証するものではありません。ただ自分はこのインスタント志望動機でだいぶ楽に志望動機を作れていたので、その技を文章化しておこうと考えた次第です。

2013年2月25日月曜日

手巻きタバコ-Roll Your Own- 初心者用メモ

最近、手巻きタバコに凝っている。
タバコの風味を損ねずに楽しめるという話を聞いて、長期間都外に出る前に購入してみたのが始まりだった。結論から言えば、凝ってみて正解だった。非常に良い趣味を見つけた。


色々と自分の調べた経験を元に、他の人も参照できるようメモ書きを残しておきたい。
■手巻きタバコをざっくり知るための参考:「NAVERまとめ」
http://matome.naver.jp/odai/2134147944874320601

始めるに当たって



購入したもの
・ローラー ¥600
・巻紙 ¥100
・フィルター ¥100
・シャグ(葉っぱ) ¥200/10g~

だいたいシャグが600円(25g)が一パックでなので初期投資は2000円程度だろう。煙草一本を作るのに0.5gほど使うため、これで50本程度作れる。自分は手巻きタバコが美味しすぎて煙草が進んでしまったため、手巻きタバコの経済性については触れないで置きたい。2000円程度の初期投資はすぐに回収できることを付しておきたい。
■購入できる場所を探すための参考:「マイナーたばこwiki」
http://www.wikihouse.com/tobacco/index.php

1月ばかりの未熟者であるが、自分のおすすめを述べておく。
ローラーは差がないため何でも良い(ZIGZAGブランドが入手しやすい)。
フィルターも差が出にくいため何でも良い(COLTブランドが収納に便利)。
巻紙とシャグはかなり差が出るため、別項にて後述することにしたい。


手巻き煙草の作り方


手巻き煙草を躊躇う理由の一つは入り口の敷居の高さかもしれない。
動画で見ると大変そうに見えるが数個作るうちに直ぐ慣れてしまう。
下記のサイトと動画が非常に参考になった。
■煙草の巻き方に関する参考「Tabaco shop ikuta」
http://www.ikutaka.jp/hpgen/HPB/categories/25248.html

下記の動画は柘製作所の手巻きタバコの紹介ムービである。
イメージするのに役立った。上手く巻くためにも度々参考にしている。




■紹介:巻紙とシャグ



巻紙は薄いスローバーニングと呼ばれる類のもの「銀リズラ、白ZIGZAG、RAW、など」が自分のおすすめだ。これでかなり変わる。一セット50枚100円程度なので色々試してみることをおすすめしたい。
(参考画像:銀リズラ)
麻でできたスローバーニングの巻紙

自分は、紙がなくなったため、シャグの付録に付いてきた紙をやむを得ず使った際、不味すぎて、自分の体調がおかしいのではないか、葉っぱが乾燥してしまい味が変わったのか、と疑ったほどの違いがある。何よりも違いが感じられるのが、延焼推進剤(?)が入っていないため、くわえタバコをしても目に痛くないし煙草特有の嫌な臭いがしない。

シャグは紙巻以上に種類が豊富だ。
好みがあるが、自分が他の人に進めるなら「ゴールデンバージニア」の一択だ。有名な定番品らしくものすごく美味しい。煙に仄かな甘味があり、吸うと口の中からよだれが出てしまう。乾燥加湿も手間をそこまでかけなくてもよく、パッケージも密閉式で、味も癖がなく初心者の人でも思う存分に手巻きタバコの魅力を楽しめることだろう。

■色々な口コミの参考:「手巻きタバコWiki」
http://wiki.nothing.sh/page/%BC%EA%B4%AC%A4%AD%A4%BF%A4%D0%A4%B3

自分は1月あまりで、「ゴールデンバージニア、フランドリアバージニア、マニトウゴールデン、ドラム、コルツバニラ、ドミンゴ・バニラ、チョイスバニラ、チョイスアイスティー、チョイスオリジナル、マッグバーレンアメリカン、アメリカンスピリットナチュラル、エクセレントキールロワイヤル、ブラックデビル、サーフサイド・ピニャコラーダ、アークロイヤル」を試した。

個人的なメモを残すのなら、
■ ゴールデンバージニア(非着香系) ★★★★★ 
…悩んだらこれを取れ。常に一つはキープしておきたいローテーションに組み込む。パックを開けるととろろ昆布の香り。火をつけると口の中で仄かな甘味と芳醇な葉の香りが広がる。吸うとよだれがでるほどの煙の美味しさ。
■ ドラム(非着香系) ★★★☆☆
…ゴールデンバージニアに飽きたらこれ。パックを開けたら鰹節の匂いがする。可もなく不可もなく美味しい。
■ エクセレントキールロワイヤル(着香系) ★★★☆☆
…かなり濃厚なフルーツガムのような甘い匂いが漂う。
■ ブラックデビル(着香系) ★★★☆☆
…紙巻のブラックデビルとは違って若干まろやかなココナッツ臭がする。美味しい。

この辺が好みだった。ゴールデンバージニアをメインに据えて、色々と開拓して行きたいところだ。

2013年1月22日火曜日

西脇資哲氏に学ぶプレゼンとデモの秘訣(要約メモ)

プレゼンテーションのやり方として、素晴らしい記事を見つけたので引用。
マイクロソフトの西脇さんのMIJS会員向けエヴァンジェリスト養成講座の要約。
実用的な部分を特にピックアップして自分へのメモに。

■ 何を伝えるのか一番最初に決めなければならないことは、何を伝えたいか。伝えたいもの、伝えたいことを決めるのが最初。メッセージが伝わらないとプレゼンテーションは失敗。
誰に、いつ、どこで、なぜ、誰が、どのように
伝えるのか。伝えたいことが複数ある場合には必ず順位をつける。これができていないプレゼンテーションが多い。例えば急に時間を短縮することになった場合に、伝えたいことに順序が決まっていないと全体を短縮しなければならなくなったりする。
■ 人数によって構成は変わる相手が少人数の場合には視点を誘導しやすいのでスライドの情報は多めに、相手が大人数の場合には簡潔で情報量の少ないスライドが有効。また、相手が大人数の場合には視点誘導のテクニックが必要で、動画なども効果的。「印象」を与えるのが重要。
よく、どのくらいの人数のプレゼンテーションが一番緊張するか、と聞かれるが、100人前後が一番「考える」。100人くらいだと相手が見えるので、寝ている人がいると大変心苦しく思う。
 ■ プレゼン資料の構成必ず次の5種類の言葉で始まるスライドを入れるようにする。
・「最近は」、「そういえば先週」ではじまる「親しみやすい共通の話」・「本日は」ではじまる「こちらのペースに誘導する話」・「ところで」ではじまる「意外?!と感じさせる話」・「具体的には」ではじまる「へ~、と興味を持たせる話」・「まとめますと」で始まる「なるほど、と納得させる話」
プレゼンテーションは必ずドラマにするようにする。 
お勧めしたいのは次のような構成。
・会社紹介、自己紹介、世間話、課題提起、ホラーストーリー、解決策、デモ、効果、比較、具体例、まとめホラーストーリーがあると危機感を共有しやすい。クライマックス(インパクト)をどこにするかも重要。流れを考える準備がとても大切。プレゼンテーションは(女性視点での)デートと同じ。過程が必ず評価される。また、プレゼン資料には裏表紙(最後のページ)も必ず作る。会社のロゴマークや空白のスライドで良い。また、「良い変化」は必ず右肩上がりで表現する。アニメーションは多用しない方がいい。

■ プレゼンテーションの視点と言葉遣いのマジック例えばリンゴについて説明するケースでは、次のように視点によって表現が変わってくる。
・自分視点: 新種のリンゴをお届けします・神様視点: 新種のリンゴが届けられます・顧客視点: 新種のリンゴが味わえるんです
プレゼン中で一回でいいから顧客視点の言葉を使うようにする。

発言の細かな所。1分間に3つ以上の数字を織り交ぜた発言を一回はする。おおよそ、ではなく実数を使う。「数年前」ではなく、「6年から7年前」
対象者の視点で数字を使う。「本日来場いただいているぐらいの人数で」「みなさんと同じくらいの経験豊富な年齢の方が」「みなさんがお休みになるくらいのお時間には」
名詞は必ず副詞・形容詞などで修飾する。「皆さんは」→「お忙しい中ご来場いただき、真剣なまなざしで聞いていただいている皆さんは」
体言止めを使う「我々はこうやって危険性を指摘してきたのです」→「我々が行ってきたのはとても重要なことです、そう、危険性の指摘」
質問と回答を使う「我々はこうやって危険性を指摘してきたのです」→「我々が行ってきたのは何だったと思いますか?、そう、危険性の指摘」
魅力を最後にする「我々は素早く完璧な危険性の指摘をしてきたのです」→「我々は危険性の指摘をしました、しかも、素早く、そして完璧な」」
進行形表現
デモンストレーションでは過去形の言葉は使わず、進行形の表現を使う「表示されました」ではなく「表示されます」。
自社の製品なら次の動作がわかるはずなので、動作の前に何が起こるかを説明する。その方が速く動いているように見える。
スライドについても、次のスライドで何を説明しようとしているのかを先に話す。そうすることで、PowerPointがリードするプレゼンではなく自分がリードするプレゼンになる。資料についても「今、お手元にお配りしました」ではなく「今、お手元にお配りしております」、「今、皆様の手にとっていただいております」(+顧客視点)「今、それぞれの皆様の手にとっていただいております」(+修飾)。
参照元のサイトはさらに細かに講演をまとめられているので確認してください。
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50440548.html


2013年1月20日日曜日

ブログで提供できる私のバリューとは何か

ブログで提供できる私のバリューとは何か。

開設当初はアウトプットの掃き溜めにする予定だった。
ただ幸いにして、いろいろな人に見てもらえていることがわかり、
もう少し自分の提供するバリューのことをみたいと考えている。

クローズドなアウトプットであれば、日記のままでも良かったのかもしれない。
しかし、読者がいることを知り、閉じていないことがわかった。
オープンなアウトプットとなった今、もう少し読者に配慮すべきではないか。

アクセス数が多いのは、「御朱印、自分の技法、最新書籍の書評」など。
どれも他の人の知りたい情報を提供しているものであると思う。

もう少し、「他の人が知りたい情報」を「他の人が読んで意味ある形」としてまとめていきたい。

2013年1月18日金曜日

センター試験の直前に読むべき点数を上げるためのコツ。

それは「試験時間以外は、極力、何もするな」ってことです。
とくに、目、肩、腰、脳などの試験に関わる機能はいっさい使わないようにしましょう。
あとは「長い休み時間は気分転換に散歩して体をほぐしておけ」。

センター試験は想像以上に長いです。朝から晩まで試験しっぱなしです。
ストレスはたまる。おなかはへる。肩や目に疲れがどんどんたまってくる。
特に夕方の試験のときにはもうへとへとになっています。

なので、試験以外は友達と答え合わせしたり、試験対策に単語帳をみたり、
……なんて無駄なことをせず、体の回復やストレスの発散にだけ集中した方がいいです。

机に頭をつけて、瞑想して寝てください。
それか椅子の上で坐禅を組んで、瞑想して寝てください。
答え合わせの周囲の声が煩ければ耳にイヤホンしてクラシック。

直前に足掻いて得られる点数よりも、落ち着きを失って消える点数の方が大きいです。
付け刃のテクニックなんかよりも、平常心と確固たる自信の方が得点になります。
自分の積み上げてきた問題集やノートを見て自信を持ってくださいね。

あとは、1日目の答え合わせをしたくなるかもしれませんが、2日目まで絶対に我慢。
自分の回答の正否なんて1日目に知ってもいいことなんて何一つありません。
良くても慢心してしまうし、悪くても心配してしまうし、2日目に響くので。

私もセンター試験前は緊張で死にそうでした。
ただ一限目の問題を解くうちに自分の努力を思い出して次第に緊張がほぐれていきました。
時間がある人は、練習時間を自信に転化していきましょう。

情報量のような理不尽な差があったとしても、
持っている時間だけはみんな平等なはずだから。

おまけに。
緊張していた私を助けてくれたクラシックソングを貴方に。
こんなブログ見つけちゃうようじゃだめだよ。深呼吸。


■Earth -村松崇継

2013年1月15日火曜日

これが外資系戦略コンサルタントが提供するアプリだ!~iPhone/iPadアプリ「朗読少女」。

昨日の記事「ガルシアへの書簡」について、
調べ物をしている際に色モノアプリが検索にかかった。
気になって見てみると「朗読少女」というものらしい。


「朗読少女」


制服を着た少女があなたのためだけに本の朗読をする「読書エンターテイメントアプリ」
公式HP: http://rodokushojo.jp/site/

『朗読少女』は、オトバンクから発売されているiPhone、iPadアプリの製品名。朗読部に所属しているとの設定の女子高生キャラクター「乙葉しおり」が小説などの書籍を朗読してくれる。音声合成ではなく、声優(ささきのぞみ)の収録した音声を使用している。また、アイテムを追加することで羊を数えてくれるなどの機能を追加することができる。本体アプリはapp storeのブックカテゴリで無料で入手することが出来、追加で有料の専用電子書籍コンテンツを購入する形態。ー出所:Wiki


オーディオブックの文化が根付いて来なかった日本でも、
ニッチなファンのいる声優×アニメを組み合わせれば市場を開拓できるのか。
版権の切れた著作物を使っていけば、なんとか事業化できそうな気がするな。

と、関心しながら運営する会社を見やる。
オトバンク社というのか…と概要を見るうちに役員一覧を見て驚いた。

代表取締役会長 上田 渉 
代表取締役社長 久保田 裕也
取締役 瀧本 哲史

え、私の高校のOBの方がいらっしゃる…。
その上、「僕は君たちに武器を配りたい」という本で有名な瀧本氏が取締役なのか…。
※取締役の瀧本氏は元マッキンゼーの人なのでブログタイトルに偽りはない。

また、コンサルティング会社出身の人の運営される会社だと、心なしかセグメントのターゲッティングや収益構造がわかりやすいモデルを堅実に歩まれている気がしてならない。

オトバンクの名のとおり「音を預かり、多様なメディアに配信し、運用益を音源権利提供者に返す」というビジネスモデルは音源権利者も損はしにくく、流行るかわからないオーディオブックへの進出の促進になる。また「DRM」などの配信に関わる他の事業も外販し、「書籍プロモーション」などの既存設備でできる事業への取り組みなど、身軽に機会を逃さない経営を行なっている所も興味深い。そのうえ、B to Cによる間口の拡大として「アプリ関連事業」を行い、オタク系という熱心な顧客層を獲得している。そしてアプリを、コミック化、小説化、インターネットラジオ番組の配信、イメージソングCDの発売、学習用書籍とのコラボレーションなど、メディアミックス展開を図っており、この速度と展開は圧巻だった。

色モノアプリとの出会いだったが調べてみると色々と面白いこともあるものだ。
私は、iPhoneを持っていないためご縁のないアプリであるが、色々と考察を深めたい。



■朗読少女についての参考記事
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